ぎょえ～２

草木も眠る丑三つ時・・・
暗闇が私を包み、深い眠りについていた頃・・・
それは、静かにやって来た。
私はロフトベッドに寝ているが、ベッド下をカサコソと動く気配がした。
だが、静かだったので、気にせず瞼を閉じ、再び眠ろうとした。
すると突然！

「グエッ、グエッ、グエエエ～」

すごい声とともに、何かが流れ出る音がした。
飛び起き電気をつけると、そこには胃液を吐く伊佐次がいたのだ。

「ど、どうした、伊佐次！！」

慌ててベッドから降り、犬に効くかわからないが背中をさする。
するとまた少し、黄色いネバっとした胃液を吐いた。
でも、吐いて楽になったのか、
トコトコ～とトイレに行ったら、
サッサと自分の寝床がある居間に帰っていった。

・・・
元気そうで良かったという思いと、
吐きに来ただけかよ！という思いが微妙に交差しつつ、
伊佐次が投下していったゲロちゃんを処理に向かった。

するととんでもない物が混ざっていたのである！
それはなんと、
賞味期限シール付のビニール屑！
（あまり美しくないので、写真は載せません。）

家の中では、ゴミに十分に注意している・・・。
散歩中に、こっそりと且つ素早く食べたに違いない。
散歩行けるようになるまで、拾い食い禁止訓練したこと忘れたの～？
シクシク・・・。

何にせよ、これで懲りてくれれば良いのだが・・・。
あと、また訓練しないとな。